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執筆者の写真王様企画

ブルースとは【嘆き】である

おはこんにちばんは、ソータです

年も開けて一ヶ月ほど経ちましたね


12月・1月の寒気を思い出したかのような寒さが特に感じられる時期になりました


音楽が好きだと普段公言している僕ですが、最近のブームはhip-hopやR&Bです

ただし、いつも僕の音楽の原点は【ブルース】にあります


その昔、アメリカでは奴隷を船で連れて来る際に過度なストレスや劣悪な環境に耐えきれず命を絶つ人々が多数居り、それを緩和するために娯楽として楽器を与えたりしたそうです


その時、奴隷たちの嘆きが労働歌から【ブルース】と言う音楽として生まれたのです

その後、アメリカではブルースは地域ごとに様々な音色や変化をつけて広まり、派生として生まれたロックンロールやポピュラーミュージックのジャズなどの他ジャンルとも融合していきました


しかし、「ブルースは古臭い」「なんだか単調でつまらない」というイメージがブルースに付きまとうこともあります


それは現代の人間社会では「弱音を吐くことは愚かだ」という美点とも欠点とも取れる意識があるからではないでしょうか


確かに、ブルースはマイナスなイメージや陰鬱とした印象を受けるでしょう


ですが、それは全ての人間が根底に持つ素の感情・魂の叫び、つまり【嘆き】を否定することと同じだと思うのです


ブルースはさめざめと泣きわめく【悲しみ】では無く、ポツリポツリと言の葉を零す【嘆き】なのです


悲しみと違い、嘆きは誰かに共感してもらえるような何処か身近な事柄をただ零していることに他ならないのです


だからこそ、他の音楽ジャンルと混ざり合っても全く違和感が無く、何処か自分の隣で優しく寄り添ってくれる存在を感じられるのです


【ブルース】とは全ての人間の心の奥底に存在する【嘆き】の本来の姿なのです


もし、機会があればブルースを聴いてみてはいかがでしょうか?

ブルースのMOJOにかかるのも、悪くはないですよ

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