みなさま、こんばんは
テトリスじゃないですよ
きくちでございます。
番外編という形で、ちょろっとだけ公演についてのお話をと思います。
私も役者で出るのですが、演出もしてました。
ということで、役者兼演出の菊地仁美と、作家のザビエル・ミサイル・ヒポポタマスさんの対談を開催します!
菊地仁美(以下き) どうも、よろしくお願いします。
ザビエル・ミサイル・ヒポポタマス(以下ザ) よろしくお願いします。
き えー、では、早速ですが、今回の作品「クチナシ シャクヤク クレマチス」について語って頂ければと思うのですが。
ザ あなたも関係者じゃないですか笑 なにを他人事のように。
き まあまあ、まずは私から聞かせて下さい。この話、これはまず、面白いんですか?
ザ お!これは無礼な質問だ!面白いですよ!!
き やっぱりそうですよね。読んでても演出してても楽しい本ですし。ではその面白いお話を、あらすじから説明してもらえますか?
ザ えー、このお話はですね、探偵物、と言いたいんですが、あんまり推理要素は無くて、ある宗教団体を巡るポップサスペンス群像劇、みたいな?
き みたいな?って笑
ザ 色んな箇所に思い入れがあって俯瞰で見れないんですよ笑 だから、みたいな、ってことです。
き まあ、あらすじは他の役者インタビューの末尾に載ってますしいいとしましょう。私が気になってたのは、タイトルなんですけど、なんですかこれ?
ザ これはですね、お花の名前です。
き それは解りますけど…
ザ それぞれの花には花言葉というのがあるんですが、そこに作品の要素が詰まってるんです。どれもいい花言葉なんですが、こんなに集めてる人がいるとちょっと恐怖を感じる。そんな感じです。
き はぁ~。詳しい説明は無いんですね。後で調べてみますよ。
ザ 是非に。じゃあこんなところで交代しまして、菊地さん、今回が初の演出らしいじゃないですか。
き ええ、そうなんですよ。これまではずっと役者だけで。自分のやりたいようにやるを掲げて立ち上げたので、演出もやってみたいしやってやるわい!ってな形で。
ザ そんな江戸ッ子感で演出してたんですか笑
き まあ半分嘘で半分本当ですよ。やりたいようにやるには、それなりの責任も付いてくるじゃないですか。だから演出についても色々と勉強したりはして。まだまだ足りないですけど。
ザ 人生一生勉強ですからね。今回の作品に、菊地さんとしてはどんな思いを込めたんですか?
き 作家先生の前で言うの嫌だな~。まあ、全体として、若者にありがちな生きる目標について深掘りしてみようと。私自身これまで生きることにおける目標って見つけたことがなくて。短期目標はあるんですよ、ライブとか、ドラマとか、給料日とか。そうじゃなくて、もっと壮大なものを持ちたいと。
ザ 壮大なもの、ですか
き はい。小さい頃から触れるフィクションって、世界を救ったり、一番を目指したり、そういう大きな目標を主人公が持ってるじゃないですか。だから大人になる頃には大きな目標が見つかるって思い込んでて。でもいざ大人になっても手元には何にも無くて。そういうことって、誰しもあるんじゃないかと。そういう人に、あなただけじゃないよって。
ザ 傷の舐め合いですか
き ざっくり言えばそうですよ。お互いに傷付いてて、死ぬくらいなら舐め合いましょうと。
ザ あー、なんか素敵。
き こんな話素面でしたくなかった…
ザ まあまあ、公演で出しきったら浴びるほど飲みましょう笑
き そうしましょう笑
ザ では最後に、観に来て下さる方々に一言!
き え!私だけ!?一緒に言いましょうよ
ザ えー!じゃ、じゃあ私から。綺麗な世界ではないですが、光のある世界を作りました。心を空っぽにして観て下さい。
き 王様企画一同で血を滲ませて作りました。この旗揚げ公演、色んな意味でも初公演です。刮目せよ!!
ザ ありがとうございました。
き ありがとうございました。
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