慣れと危険
- 王様企画
- 2022年6月10日
- 読了時間: 3分
慣れとは面白いモノで、
やる前は不可能だと思っていても、実際手をつけてみると案外大したことはない。むしろやった後から考えてみると、何をそんなに怯えていたのか。と馬鹿らしく思えたりします。
見る角度によって事実が変形し世界が変わる面白さ。
私は今、イギリスのブライトンでしみじみ感じております。
的葉果音(21)
王様企画劇団員。
現在イギリスのブライトンに11ヶ月の語学留学中。
今回は軽く、私の住むブライトンについてお話しします!
Brighton,UK
イギリスの南東部に位置するBrightonは、学生や観光客で賑わう海辺の街です。

ロンドンから電車で1hとアクセスが良いことから、夏シーズンはイギリス中から観光客が集まります。


美しい自然と建物で有名なブライトンの街ですが、違う側面も持ち合わせています。
ブライトンはヨーロッパ1の『ゲイの街』です。

いたるところで、🏳️🌈が掲げられています。
あと🇺🇦の旗もめちゃくちゃ見かけます。
ブライトンでは、年に1回、LGBTsプライド・パレードが行われます。
https://www.brighton-pride.org/
今年は8/5.6に行われるそうで、楽しみなイベントの1つ。
ブライトンは性別だけでなく、人種、ハンドキャップ、ベジタリアンなど、とにかく全ての人に寛容な街!
語学学校も多く、様々な人種の学生がこの街で暮らしています。
私がロンドンではなくこの街に決めたのも、これが理由です。
アジア人である私が、初めてヨーロッパで暮らすにはロンドンはハードルが高すぎたというか、とっかかりが欲しかったというか。安心できる一押しが大事でした。
寛容な先生や学生やホストファミリー、街の人達のおかげで、今はのんびり過ごしてます。海辺の街、最高です。

ブライトンに来て2ヶ月と2週間が過ぎました。
英語で話すことや、変わりやすい天候、学校、習慣などに段々と慣れてきました。
慣れてきた頃に訪れるのは、「予想だにしなかった危険」ですね。
これは、あらかじめ対策をしておけば、ある程度回避できるものもあれば、絶対に避けようのないものもあると思います。
前者は気をつけながら、過ごしていきたいです。(スリとか、風邪とか、出席率とか。)
今週末は、ロンドンの地下鉄でストライキがあるみたいなので行くのは良くないです。地下鉄がまったく機能しないらしいので😌(リアルでしか手に入らない細かい情報大事)
後者に関しては、どうしようもないので軽く受け流せるマインドを作っていきたいです。
海外生活で結構役に立ってるのは、鈍感さです。
さて、
王様企画は本公演「ひとける」の稽古中です。
毎週土日に流れてくる稽古の様子を「いいなぁ楽しそうだなぁ」と眺めています。台本も何度も読んでます。
イギリスに来て1番ストレスなのは「稽古出来ないこと」。
演劇始める前はこんな事絶対無かったのに、慣れって面白いですね。
終わります。
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