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執筆者の写真王様企画

謹賀新年 今年も何卒

あけましておめでとうございます。


王様企画代表菊地仁美で御座います。


元旦のうちにご挨拶の更新をするつもりだったのですが、

ちょっとこぼれてしまいました。

ごめんなさい。


さて、昨年2020年におきましては、

世界的にコロナ禍によりしんどい状況が続きました。


演劇界においても、某人狼系のイベントでクラスターが発生したり、

H田Oリザ氏による演劇人への公的支援要請が炎上したり等、

世間から演劇に対する風当たりが強くなったように思います。


日本は世界的に見ても演劇文化が浸透していないとはよく言われております。

演劇部は文化部の定番となってはいるものの、

大人になってからも演劇に触れ続ける人が少ないのも確かでしょう。

そんな中で演劇が矛先に上がるようなことが起きれば、

擁護するような人間が少なく、格好の餌食となるのも、

また仕方のないことではないかと思います。


年明けからこんな話になってしまってもアレですが、

私菊地仁美の目的の一つにある、

「演劇の裾野を広げる」ということ。

これが大事だなと再確認した一年ではありました。


昨年は7月に公演を予定していたものの、

情報発表前に中止の判断を下し、

それからも映像作品を作成しようかと動けば、

感染者数が増加し中止の判断となり。。。


なかなか発表の場を作れずに悶々としておりました。


今年もまだコロナの猛威がしばらくは治らず、

ワクチンが出来たものの新型の変異種というものが出てきているとか何とか。


とはいうものの、

今年は負けずに活動していきたいと思っております。

経済活動はもうほぼ通常通りに近い動きになっているのであれば、

我々も通常通りに動いてもええんちゃうかって思うんですよね。

もちろん最大限に感染予防策を取った上で、ですが。


というわけで、今月末、ひっさしぶりの公演です。

「タナトピア」という作品になるわけですが、

今回は既成の台本をお借り致しました。

私が大学生時代にお世話になった、

劇団「無題」の団長穂村一彦様の傑作で御座います。

詳しい内容は、観てのお楽しみとさせて頂きたいのですが、

あらすじとしては、



青い霧に包まれた村タナトピア。

その霧の中にいる限り、死体は決して腐ることがない。

朽ちることも、崩れ落ちることも、決して……


愛する人と過ごす、幸せな日々。穏やかな狂気に包まれた村。

その平和な日常は、一人の来訪者によって崩れゆく。


「姉さんの死体を返してください」


正常と異常。理性と狂気。生者と死体。

全ての境界は霧に包まれ曖昧に溶ける。



が公式あらすじとなっております。

人が死ぬということ。残された人の想い。

忘れ得ぬ思い出と向き合うとはどういうことなのか。

いわゆるエンタメ系では全然ないですが、

年末年始でエンタメ焼けしている皆様にはちょうど良い硬さかもしれません。

感染予防対策をしっかりと講じております。

希望者の皆様にはフェイスシールドも配布予定です。

観に来てください。割とマジで。

HPトップに情報と予約サイトが御座います。

ぜひ観てみてください。そして予約してください。

よろしくお願いいたします。



さて、今年の抱負とか書こうかと思いましたが、

それはちょっと恥ずかしいのでやめておきます。

人の抱負って別に興味ないじゃないですか。

その人が発表して覚悟を決めるだけで、

聞かされる側が別に監視する訳でもないし、

へぇ〜ってなるだけじゃないですか。

10キロ痩せます!って言われたところで、

じゃあ年末までに痩せれなかったらその分X一万年くれるとかならいいですけど。

文句しか出てこない。


それでは皆様、今年も一年、よろしくお願い致します。

王様企画、様々な企画を用意しております。

順次発表していきます。


それでは、また。


王様企画 代表 菊地仁美

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