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執筆者の写真王様企画

あなたに癒しを。

こんにちは。

マツモトミザリーです。


皆さまお元気ですか。

私は至って普通でございます。

やはり最近は家にいる時間が長めです。

家では大抵、ホラー映画を観て過ごしております。


私、とても怖がりなんです。


基本的に初対面の人には殺されるかもしれないと思ってるし、

いつ背後から押されても線路に落ちずに済むように、

駅のホームではできるだけ真ん中に立つようにしています。

この文章を書くだけでも一行ごとに誤字脱字をチェックしてしまいます。

助詞の使い方や言葉の順序のせいで意図と違った意味を生み出してはいないか、

誰かを傷つけはしないかといちいち気にしてしまうんです。


ゴリラ並みの怖がりと心配性のせいで、

何をするにもほんのりと恐怖がつきまといます。

ああ、生きづらい。熱帯雨林に帰りたい。


そんな怖がりな私ですが、昔からホラー映画が大好きなんです。


不安障害の治療に用いられる認知行動療法の一種に、

「暴露療法」というものがあるそうです。

患者が恐怖を抱いている物や状況に、安全な状況下で繰り返し直面させる(恐怖の原因や体験について書いたり話したりする)ことで、

恐怖をコントロールし克服したという感覚を患者に与える治療法なんだとか。

私はホラー映画をお布団の中でぬくぬく観ることに

たまらなく快楽を感じるのですが、

これって「安全な状況下での恐怖の再現」という点で、

暴露療法と類似性があるなーと思ったり。


ホラー映画は自分を取り巻く恐怖に対処するための、一種のセラピーなのだと思います。



皆さんも不安だらけで息のつまりそうな世の中、ホラー映画に癒されてみませんか。



最後に、私が「怖い」と感じたホラー映画10選を置いておきます。

1.「サイコ」(1960)アルフレッド・ヒッチコック監督

2.「鳥」(1963)アルフレッド・ヒッチコック監督

3.「ローズマリーの赤ちゃん」(1968)ロマン・ポランスキー監督

4.「死霊のえじき」(1985)ジョージ・A・ロメロ監督

5.「ザ・フライ」(1986)デヴィット・クローネンバーグ監督

6.「降霊」(2000)黒沢清監督

7.「輪廻」(2005)清水崇監督

8.「エスター」(2009)ジャウム・コレット=セラ監督

9.「ヴィジット」(2015)M・ナイト・シャマラン監督

10.「ゲットアウト」(2017)ジョーダン・ピール監督

…「怖い」という観点で選ぶとどうしても心理ホラーに偏ってしまいますね。

おしまい。

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