きくちのひとみ5 久し振りに観劇した話
- 王様企画
- 2019年9月4日
- 読了時間: 5分
涼しくなったというフェイントをかけ、
再び猛暑を連発する夏の野郎は、
死んだように見せかけて近くを歩くと息を吹き返すセミファイナルのようですね。
どっちも夏が終わりそうで終わらない風物詩的なあれですね。
全く風流だとは思いませんが。
こんばんわ。
菊地仁美でござんすよ。
夏本番よりも夏の予感がする頃や終る間際の方が夏らしい曲をよく耳にするような気がするのは、
私が夏という季節に固執してるからなのでしょうか。
私は夏嫌い何ですけど。
さて、そんなことより表題の件です。
結構久し振りですかね。
表題の件をしてきたんです。
ちゃんとプロのものを。
DULL-COLORED POP
第20回本公演
「福島3部作・一挙上演」
こちら、かなり話題になっている作品ですし、
観られた方も多いのではないでしょうか。
私も知人のデブに勧められて観てきました。
勧められた時点ですでにチケット完売満員御礼状態たったので、
稽古終わりに団員数名を引き連れて当日券で行きました。
当日券って早いもの順が普通かと思ってたんですが、
人気あるところは違うんですね。
抽選ですって。抽選。
長い時間並ぶ覚悟して開演一時間前くらいに着いたら、
15分前から抽選用の整理券配りますって。
幸運にも一緒に行った者共含め全員観られたので良かったですが、やっぱり観たいと思ったものは早めに予約取ることが大事ですね。
さて、題名の通り三部作だったのですが、
二時間物を3部という形で、それぞれチケットを取るというスタイル。
全部観たかったんですが、
色々な都合、というか時間的に3部目しか観られませんでした。
全部のざっとした内容としては、
福島に原発がどのような影響を及ぼしたのか。
およそ50年間のターニングポイント3つを切り取り、
演劇という形で世間に伝えるというものです。
詳しいところは、気になったら調べてみてください。
私が観た第3部では、
1987年の日本から物語は始まります。
ある日突然「悪霊」にとりつかれ、困惑し留置場に自ら閉じこもった空条承太郎のもとに、祖父・ジョセフ・ジョースターとその友人・モハメド・アヴドゥルが訪れる。ジョセフとアヴドゥルは、承太郎の「悪霊」は精神エネルギーが具現化した「スタンド」というものだと説明する。
これより数年前のこと、かつてジョセフの祖父ジョナサンと戦った吸血鬼・DIOが海底から引き揚げられていた。彼はジョナサンの首から下を乗っ取り、鋼鉄の箱に入って海底に沈んで眠っていた。そしてジョセフや承太郎にスタンド能力が発現したのは、彼が復活したことと関係があるのではないかとジョセフは語る。一方、復活したDIOはスタンド使いの配下を増やし、世界を支配する野望を再び巡らせていた。送り込まれる刺客を撃退しながら一行は日本からエジプトを旅し、100年の因縁に決着をつける時を迎える。
(Wikipedia参照)
これはジョジョでした。
ふざけてごめんなさい。
さて、本物です。
第3部「2011年:語られたがる言葉たち」
では、
東日本大震災後の福島を描き、
震災と大津波によりメルトダウンを引き起こした福島原発により、
地元住民の生活にどのような影響を及ぼしたのか。
それを、地元テレビ局の特番スタッフの取材を通して触れていく。
命を掛けていた仕事を失った悲しみ、
大切な人を失った悲しみ、
愛する地元に帰れない悲しみ、
それでも生きていかなければならないという現実。
脚本、演出の谷賢一さんの2年半に渡る取材に基づく、
とてもリアルな言葉たちが飛び交う作品でした。
演出が凄いのはもちろんのこと、
役者のパワーが物凄く、観劇中に何度も何度も涙が零れました。
それぞれが今を生きるための行動を起こし、
それが衝突し合う。
剥き出しの 生きる という生命力を見せつけられました。
なによりも、福島の問題はまだ終わっていない、
そういう問題提起がぶつけられました。
こういうことこそが、演劇本来の持ち味だよな~。
そんな風に思いました。
様々なプロパガンダに利用されてきた演劇。
なぜだか映画や演説等よりも、
心に影響させるものがあるなと。
不思議だな~。
素敵だな~。
私もこんな作品作ってみたい。
個人的な話ですが、
東日本大震災が起きたのは、
私が高校一年生の頃でした。
発生当時は、
なんだかよく覚えてないですが授業が早く終る日で、
当時所属していたバスケ部の練習中でした。
私が住んでいた横浜でも震度5強を記録したのですが、
フットワークの真っ最中で飛んだり跳ねたりしてたのでしばらくは気付きませんでした。
なんか騒いでるな~と思って立ち止まったら、
ま~揺れてるのなんの。
体育館が潰れるかと思って急いで校庭まで逃げました。
学校に残っていた生徒全員が校庭に集められて、
先生から諸々のお話を受け、帰宅へ。
部室で一旦制服へ着替えてる時に第2波が!
戦前に建てられたのではないかと一分では噂されているほどのボロ建屋は、
第2波までもは耐えられず崩壊、には至らずに今も元気に後輩たちを受け入れているそうです。
とにかく慌てて外に出ようとするんですが、
十数人が我先にと外に出ようとするもんですからてんやわんやでした。
ちなみに無事帰れました。
そんなことがあったしばらく後、
私のクラスに1人の転校生が。
青春ドラマを夢見る高校生男子の1人としては、
やはり色白な美少女を期待はしていました。
そんなことは思いつつも暖かく迎えた転校生は、
福島県は双葉町から避難してきた少年でした。
双葉町というのは、福島原子力発電所の5,6号機があった町で、
まさしく今回の作品の舞台となったところだったんですね。
彼のこと、この作品を観るまで忘れてたんです。
ごめんね、K君(仮名)。
双葉町、という単語も当時は全く引っ掛かりもせずにいたのに。
当時はこの事故について詳しく調べることもせず、
酷いとは思いますが、あまり関心がありませんでした。
回りも同じで、それが良い方に出たのか、
全くいじめなどにはなりませんでした。
あくまで、学校では。
彼のご近所さんやご両親の職場などではどうだったのか、
遅いですが心配になりました。
正しい知識を持つことが重要、
そんな主張を何度も繰り返す登場人物がいました。
世の中の多くの問題は、正しい知識を持てていないことが発端だと思います。
アンテナを高く張り、偏見に流されないように生きていきたいなと。
えー、髪の毛の直径ほども面白味が無い、
自分のことを語るブログになってしまいました。
反省します。
次回はホッシー君の話でもするので許してください。
バイバイ
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