皆さんこんばんは
菊地仁美です。
お盆いかがお過ごしでしょうか。
終盤からは台風の野郎が西日本を中心に襲いかかって来ております。
今年は被害が少なければいいのですが。
私は早速台風の被害にあって来ました。
盆休みが今日までで、そんでもって 横浜 の実家に帰省していたんですよ。
本当は14か15に帰ろうかと思ってたのですが、
新幹線が止まるやもしれんという情報が入って来たため13の夕方に帰って来ました。
何件か飲みに行く約束を急遽キャンセルし、
仕事のために戻って来た訳です。
台風のせいでライブが中止になって残念
は?
台風のせいで花火大会が中止で残念
は?
私は台風のせいで2日も早く帰って来て何にもやることなく、
ただただ夏休みを潰してるんですが???
台風への恨みは人それぞれですね。
基本的には平日の朝に来て欲しいもんですけどね。
さて、盆休みに地元 横浜 に帰っていた訳ですが、
一時期東京でお世話になっていた「TEAM909」という劇団の
「愛されたいとか言ってる奴は全員死ね」という作品を見て来ました。
過激なタイトル〜、やっぱり東京は違ぇーぜー、
なんて思いながら見ました。
詳しい感想は書きません。
ある程度直接伝えたし。
とにかく、同じ社会人劇団というライン上に居ながら、
こんなにも力を込めたものが出来るんだぞ、
という社会人の言い訳を殺されたような、なんというか。
とにかく、旗揚げ公演頑張らんといかんな〜って。
話は変わって、本の話。
私は元来読書家を気取っている人間なのですが、
ここ最近は台本を書き上げることを優先し、
他のことをやると心に罪悪感が生まれてしまってなかなか本を読めなかったんです。
とりあえずのものを先週末に上げ、劇団内に共有したわけで、
一旦はお休みしていい!
と自分ルールの許しが出ました。
もちろん加筆修正だけでなく、
完成してない部分もあるので早々に書き上げる必要はあるんだけど…
そんなわけで久しぶりに本を買いました。
早坂吝先生著「虹の歯ブラシ 上木らいち発散」
これ。
推理小説なんですけど、
いわゆる推理小説じゃなくて、
もっと前衛的で、
メタ的で、
エロチックで、
カッチョイー奴。
普段は推理小説読まないんですよ。
というかむしろ嫌いなくらいで。
一気に読んじゃうじゃないですか。推理小説って。
時間をかけて読みしめる、みたいな方が好きで。
純文学とかの方が長く楽しめるんですよね。
読み返しても面白いし。
まあ推理小説の文句たくさん書いてますけど、
早坂先生の本に限らず何冊か買ってます。
それもこれも、旗揚げ公演に探偵物を選んでしまったからなんですよね。
だから、推理小説をちゃんと読み出したのは数ヶ月前だし、
4、5冊くらいしか読んでないんですよ。
読まず嫌いしてた部分はありましたけど、
大体は当たってるかなって。
嫌いだけど読んじゃう。
悔しい。
ちなみにめちゃくちゃ面白かったですよ、虹の歯ブラシ。
簡単にあらすじですけど、
主人公上木らいちは援交で生計を立てている女子高生。
趣味は探偵。
そんなどエロい主人公が、数々のどエロイ事件に巻き込まれ解決していく短編集。
で、終わらないのが早坂先生の凄いところ。
最終章なんて、
普通、ぼやかされていた主人公の内面に迫るような内容じゃないですか。
違うんですよ。
各章(各事件)に潜ませている伏線を最後に回収して、
あれまあれまとどんでん返し的な。
推理ものなんで詳しく書いたらあれなんで、
気になる人は読んでみてください。
結局1日で読みきっちゃう感じになるので、
時間のある休日に読むことをお勧めします。
さて、次は何を読もうかしら。
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