top of page
執筆者の写真王様企画

公演直前役者インタビュー~其の二~

更新日:2019年12月5日

いかがお過ごしかな、皆の衆!

テトさんことテトリスです。


劇の魅力と役者の魅力を同時にお届けするこの企画。まだまだいきますよ、公演直前役者インタビューの時間です!よいしょ~!!


さて、前回に引き続いての2人目になります。


今回のインタビューは、探偵・藤本の警察時代の元先輩、そして疑惑の教団の情報を握るキーマン刑事・磯山香織を演じて頂く西道さんです。

普段の彼女と、劇中の彼女と、さあさあそのギャップやいかに!?さぁ、張切っていきましょー!!


テト『宜しくお願い致します』


西道『お願いしまーす』


テト『ではまず自己紹介をどうぞ!』


西道『西道の?西道本人のってこと?』


テト『はい!リアル西道、プライベート西道の紹介を!』


西道『リアル西道はですね、広告業界の仕事に携わっていてライターをしています。普段から企業さんや学生さんなど色んな方とのお話を聞いて、原稿を書き起こすっていう事をやっています』


テト『なるほど、ではやはり普段から色んな人と交わるので洞察力には優れていそうですね』


西道『なんでそう演劇に結び付けようとする~(笑)でもいろんな人のタイプがあるなとは見てきてますね。口癖とかもひとそれぞれだなって思いますし、この人はこういうところを大事にしてるんだなって思ったりもしますし』


テト『熱い部分が見えるの良いですよね!仕事以外のプライベート西道の様子はどうですか』


西道『最近の土日は稽古してますけど、足を伸ばしてお出かけするのが好きです。場所は都会よりも田舎派。最近はなるべく海外にも足を伸ばすようにしていて、仕事ではあるけどもこの夏はニューヨークに行ったり、2週間前はシンガポールに行ったりなど。先月は一人で韓国旅行に行きました』


テト『一人で!?その行動力が素晴らしい~』


西道『その時は現地の友達がいるっていうのもあって案内もしてもらったんだけども。それでも都心部は日本語表記なんかもあったりで不便なく、グーグルマップとグーグル翻訳さえあれば大阪歩いてるのとそんなに変わらない~みたいな(笑)』


テト『そんなフットワークの軽い西道さんが今回演じる役についてお聞かせ願えますか』


西道『磯山香織という女刑事を演じます。主役の探偵がもともと警察なんですが、警察時代のもと先輩と言うところで姉御肌な、ビシッとした、先輩の人物です』


テト『空気をしっかり締めてくれるクールな人物なわけですね』


西道『でも、お!ちょっとかわいいな磯山~みたいなシーンもありますよ!』


テト『茶目っ気も持ち合わせている』


西道『そう、だからそのギャップをしっかり出せたらなと!』


テト『西道ちゃんの茶目っ気シーンは何回見ても好きで、にやけちゃうもん』


西道『そう思ってもらえるなら本望なので、ありがたいですよね!でもピリッと締め役なので、事件の真相を最初に握っている人物でもありますし。教団の情報だったり、どんな事件が今起きているのかシリアスな場面にお客さんをググッと引き込む重要な役だなと感じています』


テト『場面の流れを作ったり変えたりね』


西道『その流れの中でヒントがどんどん出てくるので、そこが自分の重要な役なのかなと思っています』


テト『そんな磯山香織を演じてみてのベストオブシーンはありますか』


西道『教団との対決シーンは一番緊迫感があるのでそこになるのかなと思います。その緊迫感の出し方とか、なんて言うんだろう、相手の教団側との駆け引きとか。普段からどうやったら出せるだろうって考えながらやっているので。この劇の中で一番ドキドキするところだと思っているので』


テト『このシーンは楽しみだなあ』


西道『もう本当にこのシーンは、ここからどうなるんだ!みたいな事態が急展開するんです!このままと思いきや、んおおおお!!?ってなって、うわあああああ!ってなる二転三転する展開なんです』


テト『そこの流れ作りは重要だよね』


西道『お客様が手に汗握る芝居ができたらいいなって思います』



テト『では次の質問ですが、この演劇を通しての何か伝えたいことはありますか』


西道『私自身がこの作品を通してすごく考えたところがあって、人生を生きていくうえで自分にとって大事なものってなんなんだろうって、自分だからこそできることっていうものを。磯山役を通してとかではないんですが、お客様にとって何か残るものをしっかり与えられたらなと』


テト『うわ、いいなあ。やっぱり日頃の稽古からそういう想いがあるかって出るもん』


西道『だからお客様にも今自分が歩んでいる道を振り返ることであったり、これから人生を生きていくうえで自分にとって大事なものが何なのか、みたいなものを少し考えるきっかけにもなってくれたら嬉しいなと思います』


テト『これからに活かすという意味では同年代へのメッセージが強いのかな』


西道『そうですね。私がお声がけさせて頂いているお客様もそうですし、私の会社がまだ若い会社なので、うちの会社のこれからに投影したり繋げたりもできるものがあるのかなって思います。これから会社がどういう使命を背負っていくのか、やらされ仕事じゃなくやりたいことや本当にすべきことは何か、みたいなものを考えるきっかけになるのかなと思います』


テト『今のメッセージはめちゃめちゃかっこいいな。会社代表みたい』


西道『あはははは、普段の仕事からそういう話ばっかり聞いてるんで、そういう思考になってると思う』


テト『では最後に意気込みをお願いします!』


西道『初回公演ではありますし、私も役者としては初めてです。でもやっぱりお客様にお金を払っていただいて、足を運んでいただくからには、素人劇だなと言う風に思われたくない。見てよかったなと、何か感じるものがあったなと、何かお客様に持って帰ってもらえるようなものを作りたいですし、自分たちもやってよかったなという瞬間を作っていきたいなと思います!』


~あらすじ~

とある日、大阪はミナミに拠点をかまえる藤本探偵事務所のもとに、「人探し」の依頼が舞い込んでくる。その対象者は、木谷ヒデカツ。藤本探偵の助手・取手リナの幼馴染だ。いつも優しく家業にも懸命だったヒデカツが、なぜ失踪したのか。捜査のうえ辿り着いたのは、奈良の山奥で活動する宗教団体「ゲールの救済」。果たして藤本とリナは、ヒデカツを見つけ出せるのか?そこで知った本当の真実とは…?


出演

○いまいずみひであき

○金山ゆりや

○菊池仁美

○遠山健悟

○奥田ソータ

○的場架音

○木兎

○西道


脚本/ザビエル・ミサイル・ヒポポタマス

演出/菊池仁美


【開催概要】

○日時

12月7日(土) 18:00開演 17:30開場

12月8日(日) 14:00開演 13:30開場

○会場

STAGE+PLUS 〒545-0053 大阪市阿倍野区松崎町2丁目3-5

閲覧数:33回0件のコメント

Comments


bottom of page