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執筆者の写真王様企画

問題:映画『大洗にも星はふるなり』を制作した、今話題の映画監督は誰?

どうも。貂さんです。

今回はオタクムーブをかまします。しばしおつきあいください。


オタクです。ええオタクですとも。ただ「世間一般からみたらじゅうぶんオタクだけど、オタクからみたらまだまだ」という中途半端な位置にいるオタクです。それでいいんです。

細けぇこたぁいいんだよ!


僕は人生でいろんな作品に触れてきたわけですが、

それでも一定の位置でとどまるというか、

特にアニメにおいてはいわゆる「沼」にハマることはないだろうなぁと思っていました。

グッズ購入やら聖地巡礼なんかも、自分とは縁のない世界だと思ってたんですよ。

2016年までは。


2015年~2016年あたり、Twitterのオタクたちが「ガルパンはいいぞ」とこぞって言っておりまして。

なんのこっちゃと。

『ガールズ&パンツァー』というアニメがあるらしいということは知っていたのですが、

何が「いい」んだろうと。「いい」なら「いい」なりの理由を言ってくれ。そんな語彙力で大丈夫か。詳細キボンヌ。

そう思ってガチオタの友達に「「ガルパンはいいぞ」ってよく聞くけど、何がいいの?」と訊いたんです。

そしたら「ガルパンはいいぞ」と返ってきました。ブルータス、お前もか。


なので仕方なく当時住んでいた(当時は東京住みでした)近所のTSUTAYAでガルパンのテレビシリーズを全話一気に借りてきました。

(別にガルパンを一気見しようとしたわけではなく、当時はアニメ借りるときは長編シリーズじゃない限り全話一気に借りて一気に見てました)

オタクたちがあんだけ「いい」って言ってるんだから、まぁ良い作品なのかなあくらいの気持ちで「ガルパンはいいらしいぞ」なんて冗談ツイートもしつつ観始めたんですよ。

全話、一気に。


全話観終えてまず呟いた言葉は「ガルパンはいいぞ」でした。


最高だったんですよ。こんなすごい作品を今まで知らなかったのか僕は。

個性的なキャラにぶっ飛んだ設定、なのにストーリー展開はかなりの王道。

基本のほほん、時折シリアス、最後はしっかり涙を誘う……。

独り暮らしの5畳の部屋で二十云歳独身彼女無しの僕は静かに興奮していました。

そして興奮冷めやらぬまま最終話のDVDを取り出し、第一話のDVDをセットし、流れるように二周目に突入しました。人生で即二周目した作品はこれだけです。

結局レンタル期間1週間の間に3周くらいした記憶があります。こんなことは今までなかった……!

その後即OVAならびに劇場版も視聴。どれも最高……。

そして人生初のアニメDVD購入。円盤が手元にある幸せ。いつでも観られる幸福感……!

(ちなみに完全な余談なのですが、DVD購入のために秋葉原のアニメイトをうろついていたところ、変な宗教勧誘っぽい人からめちゃくちゃ話しかけられました。こわかった)

閑話休題。

そんな感じでずぶずぶと沼に嵌っていったわけですが、ついにもう自分で自分が信じられないほど今までの自分とは違う行動をとりまして。

聖地巡礼をいたしました。

舞台となった茨城県大洗町。

事前にグーグルマップで下見をしながら

「ああああああここはⅣ号が走行不能になった場所おおおおお!」

「ああああああああああああああ「うちの店があああああああ!」の旅館んんんんん!!」

「ああああああああああああああああああああ吶喊んんんんんんん!!」

「あああああああああああああああああ町役場あああああああああ!!」

とのたうち回っていたら隣の部屋から壁ドンを食らいました。ごめんなさい。

今は引っ越して実家に戻ってますが、あの時ほど東京に住んでいてよかったと思ったことはないです。

聖地がそこそこ近い。こんな幸福ありましょうか。

そこそこ近いんです、当時住んでた場所と大洗。

乗り継いで乗り継いで3時間くらい!……実家に帰るよりは近い!

2017年夏、僕はついに憧れの地、大洗に向かったのです。


……さて、ここから「初めての聖地巡礼」編が始まるわけですが、長くなるのもあれなのでいったん区切りとします。

この続きはまたの機会に……。

ガルパンはいいぞ!!!


最後に、たまにツイッターでバズってるあの鳥居の写真を置いておきます。ええ、大洗にある神磯の鳥居です。


ちなみに、冒頭のクイズの答えは「福田雄一監督」です。

そんな感じです。


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